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大手企業はSPIでほぼ満点を取らないと書類選考すら通らない
大手企業の多くは、エントリーシート(ES)に加えて適性検査(SPI)の受験を以ってエントリー完了となることが多く、書類審査結果はESの内容に加えてSPIの成績も加味されることは知識としては知っていました。この知識を知っていてもなお自分は「SPIはノー勉でもなんとかなるだろう」と思っていました。しかし蓋を開けてみると、SPIで満点近く取らないと大手企業は書類選考にすら通らないことが分かりました。自分の感触では大手企業のSPI はどこも7割程度の得点率でしたが、大手企業のほとんどに書類選考で落ちてしまいました。
20社エントリーしても全落ちの可能性は普通にある
20卒以前の例年だと20社程度がエントリー数の平均との情報を得たので、自分も20社エントリーすれば大丈夫だろうと思っていました。しかし、大企業は想像を遥かに超える勢いで最初の書類審査にすら通らず、持ち駒(選考中の企業)があっという間に5社程度になってしまいました。21卒(もしかしたら、22卒以降も)はコロナの影響を受けて採用状況が厳しくなっていることもあり、例年の20社ではなく30社程度は受けないと全落ちの可能性が普通にありうることを痛感しました。
ESの提出時間は選考に関係ない
十数社エントリーしてみて、エントリーシートは締め切りに余裕を持って提出しても、締め切り1分前に提出しても、書類選考結果には一切関係ないことが分かりました。なぜなら、締切1分前にESを提出した企業の書類選考に通り、締切に余裕を持ってESを提出した企業でも書類審査に落ちることが普通にあったからです。 ESの提出時間より、エントリー締切までに同じく提出しなければいけないSPI結果の方がはるかに重要であることを知りました。
面接で嘘はつけない
私は登録制の派遣の日雇いしかアルバイト経験がなかったので、話を盛ろうとバイト経験を面接で聞かれた時に「スーパーでアルバイトした」と嘘をつきました。しかしその後スーパーでのアルバイト経験について細かく聞かれる時間が5分ほどあり、「人が来なかったので楽だった」と話をでっち上げた結果、「スーパーで人が少ないなんてあるの」と案の定疑問めいた調子で返されてしまいました。当たり前のことですが、面接で嘘をつくとそれについて深く突っ込まれた時に心拍数がバクバク上がって心理的に非常にキツくなるので、ありのままの自分をそのまま話すことが何よりも重要であることを知りました。
ESの内容の差別化には限界がある
ESの内容を書く時、過去の先輩のESの内容を見れるサイトを見て自分なりのオリジナリティを加え差別化しようとしました。しかし、400字から500字程度の志望理由で内容を差別化するには限界があり、あくまでESは無難に書いて面接で志望理由に説得力を与えるようアピールすることが大事であることを知りました。
望んだ通りにいかないし、選考を経験しないと分からない
就活は常に企業の人事という他者の評価によってプロセスが進んでいくため、自分が望んだ通りに進まなくて当然だということを嫌というほど知るようになりました。同時に、エントリーに関しても面接に関しても経験しないと分からないことが無限にあるなと思い知らされました。ネット上でいくら調べたとしても実際に選考を経験しないと就活は分かりません。