大学2年生
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韓国語の資格そのものが就活に有利には働かない理由
韓国語を学び始めた当初から将来韓国語を仕事に使えないかと思ってきましたが、就活中の今、その願望を叶える厳しさを実感しています。韓国語を使う仕事は求人が非常に少なく、普通の会社で韓国語をアピールしても、どう勉強したかにしか焦点が当てられず具体的レベルには全く興味を持たれない印象です
— 한국어 학습자 (@Hangul_Learner) May 15, 2020
私は2018年10月にハングル検定2級、同年11月にTOPIK6級を取得したので、将来は韓国語を使った仕事がしたいと考えていました。
しかし、就活中の今、その願望を叶える厳しさを実感しています。
理由は2つあります。
理由②:一般企業では、韓国語のレベルを評価してもらえないから
①韓国語を使う仕事の新卒向け求人数が非常に少ない
新卒向け求人を最も多く出しているマイナビ、リクナビですら、「韓国語」で検索してヒットする求人は数十件もありません。
その中でもほとんどは貿易関係の中小企業で、業務のごく一部に韓国語での業務もあるのかなという程度です。反対に新卒採用を行っていて韓国語が業務で求められる有名な企業は、サムスンジャパンとCJ FOODS JAPANくらいです。
韓国語を教える仕事はどうなのかというと、求人ボックスやIndeedで調べても新卒で韓国語を教えられる求人はほとんどないようで、あってもほぼ転職者向けの求人です。
韓流ドラマやK-POP、第二外国語などを通じ学習者の多い韓国語ですが、それを仕事にするのは中々ハードだということを就活を通じて痛感しました。
②一般企業では、韓国語のレベルを評価してもらえない
韓国語が業務で求められることのない普通の一般企業はどうかというと、韓国語のレベルには全く興味がなく、韓国語をどう習得したかのプロセスにのみ興味があるという印象を受けました。
もちろん、グローバルな視点の話に絡めて韓国語能力を会社にアピールすることはできなくはないですが、特段韓国語でなければいけない理由もないような感じです。
加えて、TOPIKの知名度が残念ながら英語のTOEICや中国語のHSKに比べて低いこともあり、TOPIK6級のレベル自体がそもそも相手に認知されていないような印象でした。
このため、韓国語能力そのものだけで自己アピールをするのではなく、あくまで話のサブとして韓国語能力をアピールするのが一般企業の選考では大事なんだということを悟りました。
韓国語の資格を持っていることを就活で有利に働かせるには?
いずれにしても、韓国語の資格そのものをアピールするのではなく、どのように考え行動した結果、その韓国語の資格を得ることができたのかに焦点を絞ってアピールすることが、一般の就活で韓国語を生かす唯一の道であるように感じます。