中国語でも韓国語でも共通する学習法

中国語と韓国語両方勉強してみたいけど、どう勉強したら効率いいのかな。
この記事では、中国語でも韓国語でも共通する学習法について紹介します。

Snowies

①それぞれの漢字に対応する発音を覚えること

 一つ目は、それぞれの漢字に対応する発音を覚えることです。

 中国語の場合それぞれの漢字に対応する発音(ピンイン)を覚えないと文章を発音できないので必須の学習法ですが、韓国語でも非常に効果的な学習法になります。なぜなら、韓国語は語彙の6・7割が漢字語と言われており、それぞれの漢字に対応するハングルが必ずあるからです。

 それぞれの漢字に対応する発音を一旦覚えると、パズルのように他の単語を覚える際に応用ができます。
例えば、


STEP.1
「発音」の「発」のハングルは「발」で、「音」のハングルは「음」です。

STEP.2
次に「音名」を覚える際は、「音」は先ほどの「음」で、「名」のハングルである「명」さえ覚えれば、「음명」と分かります。

STEP.3
最後に「発明」を覚える際、先述の「発」のハングル「발」、「名」のハングル「명」を当てはめれば、すぐに「발명」だと分かります。

 このように、韓国語の場合それぞれの漢字に対応するハングルを覚えると、日本語の熟語にあたる漢字語を覚える際とても楽になります。

②リスニングで音に慣れること

 中国語も韓国語も、読んで理解するより聞いて理解する方が格段に難しいです。特に中国語は漢字のみの文章で安心して読めるリーディングの易しさと、日本語にはない音が声調を含んで発音されるリスニングの難しさの難易度差が顕著に大きいため、あえてリスニングの学習時間を増やすのが効果的です。韓国語の場合もパッチムの流音化などは聞き取りづらいことがあるので、リスニング時間を増やして聞き取れるように訓練する必要があります。

③旅行に行くこと

 直接的な学習ではありませんが、中国語と韓国語の場合、実際に現地(中国・韓国・台湾)に旅行に行ってみることが結果的に最も学習のモチベーションを高めます。

 なぜなら、中国・韓国・台湾では観光地以外だと話しかけてくる相手が自分を見た目で外国人だと思わない場合が多いので、当たり前に容赦なく中国語・韓国語を話してくるからです。この扱いが

自分は中国人・韓国人・台湾人に似ている見た目でパッと見中国語・韓国語を話せそうに見られているんだから話せるようにならないと
という気持ちを自然に生み出させ、学習のモチベーション維持に大きな好影響を与えます。

 特に、中国は英語が全く通じず中国語ができないとどうしょうもない場面が多いので、中国旅行に行く度に「中国語をある程度勉強して本当に良かった」と「もっと中国語を勉強しないとヤバイ」という気持ちが錯綜します。この複雑な気持ちこそが中国語学習のモチベーションを刺激します。

 旅行でしか得られない学習への意識変化があるという点でも、現時点での学習上のレベルはどうであれ、旅行に行って学習へのモチベーションを高めることは非常に効果的です。

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